「Yチェアで後悔することはある?」「Yチェアで後悔したくない!」購入前は誰だって、心配になるし、そう思って当然です。
Yチェアは「不朽の名作」と言われています。
名作といわれる家具は何十万円もするのに対し、Yチェアは頑張ればなんとか庶民でも手が届く価格です。とはいえ、100,000円前後するので、「買ってから後悔する」ことは絶対に避けたいですよね。
私はYチェアに憧れ、実際に5年前に購入しました。
その際、家具職人である主人がチェックしていたYチェアで後悔しないために「家具職人が気をつける3つのポイント」をご紹介していきます。
このポイントを知らずにYチェアを買うと後悔します。購入前には、必ずチェックしてくださいね。

私1人だったら絶対見落として後悔してた・・・
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Yチェアで後悔しないチェックポイント3選

Yチェアは「不朽の名作」と呼ばれていて、「世界でもっとも売れた椅子」とも言われています。海外ではWISHBONE CHAIR(ウィッシュボーンチェア)という呼び名が主流の世界的にも有名な椅子です。
その評価の通り「Yチェアを買って後悔した」という人は少なく、「買って良かった!」と思える椅子であることは間違いありません。
ただし、この世に「誰にとっても100%満足」というものは存在しません。
特に椅子は毎日、腰掛けるものです。体型や体格、体重などその人の身体によってしっくりくる、こないは当然あるんですよね。

どこをチェックしたらいいんだろう?
実際に座ってみて決断できると一番良いと思いますが、店頭でちょこっと座ってみた感じと、長時間座った感じ、さらには数年使用したYチェアでは座り心地も変わってきます。

それじゃ判断がむずかしそう・・・
安い買い物ではないので、あなたがYチェアを買って後悔しないよう家具職人がチェックするポイント3つを紹介します。

プロがチェックするポイントを教えちゃう♪
Yチェアで後悔したくないなら以下の3つを必ず確認してください。
- 本当に座り心地が悪いのか?対策はないのか?
- 使われている木材や仕上げ方法、色はどれが正解?
- テーブルとの相性や部屋の広さに問題はない?
それでは一つずつ具体的に見ていきましょう。
Yチェアの後悔でよく聞く「座り心地が悪い」はホント?

「Yチェアって硬いって聞くけど、本当に大丈夫かな?」
そんな不安の声は、Yチェア購入を考えている人のあいだでとてもよく聞かれます。
実際、Yチェアの座面は「ペーパーコード」と呼ばれる、紙を撚ったコードで編まれた素材でできています。
新品の状態ではピンと張っており、座った瞬間「思ったより硬い…」と感じる人も少なくありません。

硬いのは嫌かも・・・

私も店頭で座ったときは想像と違った!
しかし、この座面は使い続けることで少しずつ体に馴染み、硬さが和らいでくるという特性があります。
いわば、革靴が足に馴染んでくるような変化を楽しめる椅子なんです。
それでも、長時間のパソコン作業やソファのようなクッション性を求めている方には、正直おすすめできません。
Yチェアはあくまで「ゆったりとした時間を過ごすための椅子」。
食事や読書など、日常の中にリラックスを取り入れたい方にこそフィットします。

目的にあったものを選ばなくちゃね♪
ペーパーコードの座面についてはこちらの記事も参考にしてください。
座面が硬いと感じる理由
Yチェアの座面はペーパーコードを編んで作られています。ペーパーコードは樹脂を含ませた紙の紐のことなんですが、実は、Yチェアの新品はペーパーコードがピンと張った状態なので特に硬く感じるんです。
使い始めは「思ったより座り心地悪いな・・・」とYチェアの購入を後悔する人もいるかもしれません。

使っているうちに変わるの?

そう!馴染んでくる!
Yチェアの座面は使っているうちに徐々に馴染んでその人のお尻の形に合ってくると言われています。
我が家では5年目に突入しましたがしっくりと馴染んで、私はとても座り心地が良いと感じています。

最初に店頭で座った感じと全然違う♪
Yチェアで後悔しないためには「使い込んでいく」「育てていく」そんな気持ちがとても大切になってきます。
硬い革の靴が、年々あなたの足に馴染んでいくように・・・ぎこちなかった二人が一緒にいるのが当たり前になっていくように・・・Yチェアも少しづつあなたのお尻に柔らかくフィットしてきます。

素敵♪

自分だけの一脚になっていくよ
木製フレームの硬さが気になる
さらに、私は木のフレームで作られたひじ掛けの高さやラインは最高だと思っています。ちょっと想像してみてください。コーヒーを飲みながらゆったり読書したり、家族と会話を楽しんだり・・・もちろん、短時間のパソコン作業なら全く問題ありません。
身長や座高が大きく変化しない限り、ひじ掛けの高さが変わることはありません。使い込んでいくうちに座面はわずかに沈みますので、最初の時点でひじ掛けが高くて心地悪ければ、体型に合っていないことが考えられます。
座り心地が悪いと感じた時の対策

私はペーパーコードの座面が気に入っているので敷いていませんが、Yチェアには専用のクッションがあります。
Yチェアは欲しいけれど、自分のお尻になじむまで座面の硬さが気になったり、あと少しひじ掛けが低かったらピッタリなのに・・・という場合はクッションを使用するのも一つの方法です。
ペーパーコードの座面やクッションについてはこちらの記事も参考にしてください。
Yチェアで後悔しない「色と素材選び」とは?

Yチェアは見た目こそシンプルですが、実は選ぶときに「素材の組み合わせ」で大きな違いが出る家具です。
選べる木材だけでも、ビーチ(ブナ)、オーク、ウォルナットなどがあり、それぞれに色味や雰囲気が違います。

どれも素敵で迷う。

分かる!
さらに、木材の仕上げ方法にも「ソープ仕上げ」と「オイル仕上げ」があって、これが経年変化に大きく関わってくるんです。
たとえば、オイル仕上げは使ううちに色が濃く深くなっていきますが、思っていたイメージと違ってきた…と後悔する方も。
一方、ソープ仕上げは木の風合いがナチュラルなまま、緩やかにエイジングしてくれるので、
「飽きずに長く使いたい」「将来的に子どもに譲りたい」と考える女性にこそおすすめです。

なるほど!
カラーで迷っている方は、「ビーチ材×ソープ仕上げ×ナチュラルコード」の組み合わせが王道で、どんなインテリアにも馴染みやすいですよ。
- 樹種:ビーチ(ブナ)
- 仕上げ方法:ソープ仕上げ
- ペーパーコードの色:ナチュラル

なんだかんだシンプルが一番!

私も2脚買ったよ♪
Yチェアの正規販売店「コンフォートマート」では、Yチェア購入でシートクッション(12,100円相当)がもらえます♪(2025.11現在)

これは貰わなくちゃ損!!
仕上げ方法で経年劣化の仕方も変わってくる

また、家具職人の主人曰く「オイル仕上げは経年変化で色が濃くなる」と言っていました。経年変化を楽しみたいならオイル仕上げもありですが、どんどんイメージからかけ離れていくということが起こりかねません。
緩やかな経年変化のほうが「イメージから離れていく」というリスクは避けられること、そしてソープ仕上げのほうがメンテナンスもしやすいのでおすすめです。

ソープ仕上げは手触りも木そのもの♪
Yチェアで後悔しないためには「これから先、何年も使っていく」という先を見据えた選択をすることが大切
Yチェアはテーブルとの「相性」が超大事!後悔しないための確認ポイント

Yチェアを検討するとき、意外と見落とされがちなのが「ダイニングテーブルとの相性」です。
実は、Yチェアのひじ掛けは幅が広く、しかも高さもあるため、
テーブルの高さや奥行きによっては「2脚並べられない」「肘掛けがテーブルに当たってしまう」なんて失敗も…。
せっかく憧れのYチェアを迎えたのに、使いづらくてストレス…なんて悲しいですよね。

それは悲しすぎる・・・
特に女性の方は、食事やおもてなしの場で使うことも多いと思います。
だからこそ「テーブルの高さ」「脚の内寸」「部屋の広さ」は、購入前にしっかりチェックするのが大切です。
おすすめは、Yチェアのひじ掛けの高さを基準にして、テーブルの下に入りこまないかどうか確認しておくこと。
本来であれば、ダイニングチェアはテーブルの下に収まったほうが省スペースで済むのでおすすめですが、Yチェアでは大きな後悔につながってしまう可能性があります。
また、椅子を引いたときに後ろにスペースがあるかも要チェックです。

部屋の広さも考えてね!

立ったり座るときに椅子を引く広さも必要だもんね
ふたり並んで使う場合は、テーブルの幅も十分なものを選びましょう。
Yチェアは思っているより大きい!テーブルの幅、部屋の広さ(後ろに椅子がひけるくらいは必要)はもちろん、テーブルの高さもしっかり確認
詳しくはこちらの記事にまとめましたので、参考にしてください。
こんな方はYチェアで後悔しがち・・・実はおすすめしません
どんなに魅力的な家具でも、すべての人に100%合うとは限りません。
Yチェアも例外ではなく、「合わなかった…」「思っていたのと違った…」と感じてしまうケースもあります。
たとえば、こんな方にはYチェアはあまりおすすめできません。
- 長時間パソコン作業をしたい(背もたれのサポートが少ない)
- ふかふかのクッション性を重視している
- ダイニング以外の多目的チェアとして使いたい
- 頻繁に立ったり座ったりするシーンが多い
Yチェアはあくまで「ゆったりとした時間を楽しむ椅子」。
読書、コーヒータイム、家族との団らんなど、空間と心にゆとりを与えてくれるアイテムです。
もし実用性を最優先したい方や、オフィス用途をお考えなら、他の椅子を検討するほうが満足度は高くなるかもしれません。
逆に言えば、暮らしに“心の余白”を求める方には、Yチェアは最高のパートナーになります。
Yチェアの後悔を避けるポイントまとめ

Yチェアで後悔したくないなら、まずはこの3つをチェックしてください
- テーブルの高さと幅(ひじ掛けとのバランス)
- 樹種×仕上げ×座面の色(シンプルがおすすめ)
- 座り心地は「育てる」気持ちが必要(年々馴染んでくる)
また、Yチェアは高さが2種類あるのは知っていますか?標準の45cmと小柄な日本人に向けた日本仕様の43cmがあるので、どちらを購入するかによっても座り心地や、テーブルの高さが変わってきます。
我が家は45cmを購入しましたが、実際の使用感やYチェアの詳細な大きさはこちらの記事を参考にしてくださいね。
関連記事:「Yチェア」はダサい?!4年使った感想をお届けします
Yチェアは短時間の作業であれば問題ありませんが、基本はゆったり自分時間を楽しむための椅子です。実際に使ってみて読書などのリラックスタイムや、家族の団らんを過ごすためのダイニングチェアとして最高の椅子だと感じています。

使えば使うほどお気に入り♪
美しい曲線のYチェアは、空間そのものを格上げしてくれるので置いてあるだけで癒されます。ゆとりのある生活や、ワンランクアップしたような空間にしたいと思っている人にはもってこいの椅子だと思いますよ。
どのショップを見ても口コミは高いので後悔することは少ないとは思いますが、Yチェアで後悔しないために「家具職人が気をつける3つのポイント」を知っていると安心して購入することができますよね。
ポイントまとめ
Yチェアを買って後悔しないために、この記事でお伝えした大切なチェックポイントをもう一度まとめておきます。
✅座り心地は「育てる椅子」だと心得よう
最初の硬さに驚く人も多いけれど、数か月で馴染んできます。長く使うほど心地よくなるのがYチェアの魅力。
✅木材と仕上げは「将来の暮らし」を考えて選ぼう
大きな経年劣化を楽しむか、ナチュラルさを保つかで「ソープ仕上げorオイル仕上げ」を選ぶのが公開防止のカギ。
✅テーブルとの相性チェックは必須!
ひじ掛けがテーブルの下に入り込まないか、2脚並べられるか、後ろに椅子を引くスペースがあるかなど、空間全体を見渡して検討しましょう。
あなたにとって本当にフィットする1脚を選ぶために、ぜひ今回のポイントを思い出しながら検討してくださいね。
Yチェアはお値段以上の価値ある家具ですが、購入するには踏ん切りが必要なお値段です。可能であれば店頭で実際に座ってみることをおススメします。

その時に数年後を想像してみるといいかもね♪
座面が年々馴染んでくること、木のフレームのエイジング(経年変化)、置く場所の雰囲気やこの先の未来など、あなたの想像力をちょっと働かせることでよりイメージが湧いてくると思います。
Yチェアで後悔しないために「家具職人が気をつける3つのポイント」をしっかり押さえ、「Yチェアの変化」を楽しむ生活がイメージできたらぜひ、あなたのお家にお迎えしてみてください。
至福のリラックスタイムがあなたを待っていますよ♪
\正規取扱店で高評価の安心!/








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