チェアの購入を考えているなかで「ペーパーコードチェア」が候補にあがることはありませんか?
私はチェアのなかでも北欧のYチェアに長年憧れ、4年前にマイホーム購入と同時にYチェアを使い始めました。
家具選びって、ちょっとした材料の違いでも迷いますよね。
とくに椅子の座面に使われる「ペーパーコード」は、
SNSでもいろんな意見があって戸惑う人も多いはず。
でも大丈夫。
ペーパーコードは見た目よりずっと丈夫で、
“軽さ・通気性・デザイン性”に優れた、昔から愛されてきた素材です。
この記事では、
「そもそもペーパーコードって何?」を気軽に5分で理解できるように
メリット・デメリットをやさしく紹介します。
まずはペーパーコードの基本だけ知りたい初心者さん向けの内容なので、
気軽に読み進めてくださいね。
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チェアに使われている「ペーパーコード」とは?
ペーパーコードは簡単にいうと、紙に樹脂をしみこませねじり合わせて1本にした紙紐のことです。
紙紐と聞くと、
- 水に弱そう
- すぐちぎれそう
- 汚れやすそう
そんなイメージを持つんじゃないでしょうか?
そして、そのイメージから「汚れがしみ込みやすそうだから、お手入れが面倒くさそう」と、少なくとも私は思っていました。
でも実際は、紙とはいえ、家具用にしっかり加工されているので
触ると「紙っぽさ」はほとんど感じません。
特徴としては:
- 軽い
- 強度がある
- 通気性がいい
- 見た目がやわらかい
北欧の有名チェア(Yチェアなど)にも使われていて、
ナチュラルな雰囲気が好きな方にとても人気の素材です。
チェアの座面がペーパーコードであるメリット
主なメリットを3つあげるとしたら、以下のメリットがあります。
とにかく軽い
椅子を動かすとき、片手でもスッと引けるほど軽いです。
毎日のちょっとした家事がラク。
見た目がやさしく、お部屋に馴染む
温かみのある風合いで、北欧インテリアと相性バツグン。
存在感はあるのに“主張しすぎない”のが魅力です。
蒸れにくく、座り心地が自然
冬でも冷たさを感じず、夏でもお尻が蒸れにくいので快適。
しっかり支えるけれど硬すぎない、自然な座り心地です。
では、実際に4年以上使用した我が家のペーパーコードチェアの座面を見てみましょう。
5年使用したペーパーコードチェアの座面

いかがですか?
ダイニングチェアとして使っているので、このペーパーコードチェアで食事をしたり、コーヒーやお菓子を食べながらパソコン作業したりと、毎日かなりの時間使用していますが、ほつれやちぎれ、汚れはほぼありません。

きれい!

5年経った今も維持できています!
ペーパーコードチェアのデメリットとして気になるイメージは「水に弱そう」「ちぎれそう」「汚れやすそう」だと思います。
でも、ペーパーコードは1本1本樹脂でコーティングされているので水分がしみ込みにくいんです。何かをこぼしても、すぐにポンポンとふき取れば何事もなかったかのように綺麗になることに驚きました。
さらに普段は、掃除機をかけるついでにペーパーコードチェアの座面もサッと吸うだけでOK!たったそれだけで、5年間、毎日使用してもこんなにきれいに維持できるんです。

意外に楽ちん♪
ペーパーコードの座面のデメリット
次に、チェアにペーパーコードが使用されている場合のデメリットを見てみましょう。
シミや汚れが気になる場合も
紙素材なので、水分が苦手というイメージがありますよね。
ただ、多くのチェアはワックス加工されているので、
軽い汚れならしみこみにくい仕様になっています。
小さな子どもがいる家庭は、念のため注意しておくと安心。
毛羽立ち・ささくれが出ることがある
とくにジーンズの金具などが擦れると起きやすいと言われています。
ただ、普通に使っているぶんには気にならないことが多いです。
座り心地は“合う・合わない”がある
最初はペーパーコードがピンっと張られているので、硬く感じる人もいます。
ふかふかクッションが好きな人は、少し固く感じるかも。
でも、だんだんと自分のお尻になじんでくるので、それまではクッションを使うと解決できます。
ペーパーコードチェアのデメリットはアイテム1つで解決
デメリットを全て解決してくれるのが「Yチェア専用レザークッション」です。




お悩み解決グッズおすすめ3選
| カールハンセン・サン (正規品) | コンフォートマート (オリジナル) | キナル (オリジナル) | |
| 販売店 | アトラクト | コンフォートマート | キナル |
| 素材 | 本革 | ウールと合皮の リバーシブル | 撥水ファブリック |
| 座り心地 | さすが正規品!座り心地もフィット感も文句なし | 低反発が程よく 座り心地バツグン! | やや薄く感じる人も ウレタン増量で改善? |
| 夏の蒸れ・冬の冷たさ | やや蒸れやすく、冷たい | 程よい通気性と透湿性 蒸れにくく、冷たくない | ファブリックなので蒸れにくく、冷たくない |
| ひっかきへの耐性 | 爪が引っかかりにくい 破れにくい | 引っかき傷や毛玉に なりにくい | 布なので引っかき傷には 弱い |
| 汚れへの耐性 | 本革なので染み込みにくい | オイル成分が組織にあるため、化繊よりも汚れが付きにくい | 撥水加工されているので 染み込みにくい |
| お手入れと耐久性 | ピグメントレザーで簡単 長持ち | 乾いた布で取り切れない場合は、湿らせた布で叩き拭き | 布なので汚れたら叩くように拭く やや傷みやすい |
| カラー | ブラウン・ゴールデンブラウン・ブラック | 全13色 | グレー・ブラウン |
| 価格 | 17,600円 | 12,100円 | 7,700円 |
お値段やどこに重点を置くかで、どのクッションを選ぶか変わってきます。ペットがいなければ、ファブリックで十分かもしれませんし、お手入れのしやすさや耐久性を重視するなら、やっぱり正規品の本革が最高です。

正規品は高いけど、やっぱり優秀!!
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これは貰わなくちゃ損!!
ペーパーコードが向いている人/向かない人
ペーパーコードの座面が向いている人と向いていない人をまとめます。
✔ 向いている人
- ナチュラル・北欧インテリアが好き
- すっきりした座面が好き
- 通気性の良い座り心地が欲しい
- 軽い椅子がいい
- 経年変化を“味”として楽しめるタイプ
✔ 向いていない人
- シミや汚れにとても敏感
- 椅子のメンテナンスを全くしたくない
- 子どもが椅子をガシガシ使う環境
- クッションのような柔らかい座り心地が好き
ただし、ペーパーコードチェアのデメリットはクッションを敷くことで、ほぼ解消できます。その点も考慮して検討してくださいね。
まずは“素材としてどうか”だけ知ればOK
SNSにはいろんな意見がありますが、
ペーパーコード自体はとても古くから使われている優秀な素材です。
大切なのは、
「あなたの暮らしに合うかどうか」 の視点。
ざっくり素材感を知ったうえで、
「もう少し詳しくデメリットも知りたいな」と思ったら、
次の実体験レビューに進むと理解が深まります。
ペーパーコードが“実際どうなのか”を知りたい方は
6年使って分かったデメリットと本音レビュー を読んでみてください。
購入前の不安がスッと消えると思います。
\正規取扱店で高評価の安心!/








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